ユネスコ無形文化遺産となるイベント「死者の日」。
ピクサー映画「リメンバー・ミー」で一躍世界的に有名となったが、その舞台となったとも言われるオワハカは、メキシコでも「死者の日」のイベントが盛り上がる場所として有名だ。
「死者の日」とは、平たく言いうと日本のお盆のようだが、しんみりと死者を悼むのではなく、陽気に死者との思い出を語るイベント。町の祭壇はマリーゴールドで彩られ、華やかなパレードが行われる。
イベントは11月1日、2日がメイン。
この時期はオアハカの街中に数カ所観光案内所が臨時に設けられており、そこでパレードやイベントの場所や時間を教えてもらえる。しかし、いまいち正確ではないのがメキシコ。
顔をペイントして、鮮やかにウォールペイントされたオアハカの街並みをぶらぶらしながら「死者の日」をまったり楽しむ。
「死者の日」の期間中によく見るパン（Pan de Muerto）。オアハカのモノは顔がついており、ホットチョコレートに付けて朝食に食べたりする。
オアハカの街には外資系のホテルやレストランはない。そのように街のルールがあるのだ。
よって、どこの国でも気軽に寄れるマクドナルドやスターバックスはないため、私たちはちょっと疲れたらメキシコ名物「アトレ」を飲んで、元気を付ける。
夜は街中で音楽が鳴り響き、いたるところでイベントが開催。ライトアップされた「死者の日」のイベントは、日中と異なり、また違う姿を現す。
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